品種紹介

1994年に弘前大学農学生命科学部附属藤崎農場において紅玉にスターキングデリシャスを交配して得た種子約1600個を播種、育成した実生の中の一つです。2010年3月に品種登録されました。

尚、2010年にDNA解析したところ、父品種はスターキングデリシャスでなく、場内にあるエターズゴールドであることが分かりましたが、これが本物のエターズゴールドではありませんでした。現在父品種は不明です。

果皮は濃紅色、重さ300~400gほどのりんごで、藤崎町での収穫期は10月中・下旬です。

特徴

赤い果肉
赤い果肉のりんご「紅の夢」

最大の特徴は果肉がきれいな淡紅色に着色することです。

無着色でも鮮やかに発色することから、果肉色を生かしたジャム、ジュース、菓子などの製造が注目されています。

遮光度の強い袋をかけて果皮を真っ白にしても果肉は微かに着色することから、加工原料の生産が目的であれば葉摘みや玉廻しなどの着色管理は不要と考えられています。

食味

糖度は13.3度、酸含量は母品種の紅玉並みで酸味が強く渋味はありません。もちろん生食も可能ですが、味や色の特性を生かした加工用に注目されています。

紅玉と同様に、焼きリンゴやアップルパイにとても合い、特徴である果肉の淡紅色が映えるものとなります。このリンゴのジュースで焼酎を割ると淡いピンク色のきれいな、美味しいお酒となります。